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Q&A:求人広告の労働条件と実際の労働条件の相違

このたび当社では欠員補充のため求人の募集をかけました。面接をおこない応募者を絞り込みました。しかしながら、業務面で経験不足のため賃金に関する労働条件を変更しようと考えています。求人の労働条件と実際の労働条件が違うと問題はあるのでしょか。

求人広告の記載事項が当然に労働契約の内容となるわけではありません。あくまでも本人と会社との間で結ばれた個別の労働契約によることとなります。求人広告は応募者に対する「申込みの誘引」となります。求人広告を見た本人が応募して初めて「契約の申込み」となり、会社が選考し採用を決定した段階で「申込みの承諾」となり、申込みと承諾があって初めて労働契約の締結となります。しかし求人広告の条件と実際の労働条件が著しく異なる求人は禁止されております。たとえば「月収100万円以上」というように、実際の条件である月収30万円と大きく格差がある場合には、故意に誤解を与える求人として法律に抵触します。ただし、求人はあくまで目安であり、実際の労働条件と完全に一致する必要はありません。