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Q&A:児童の就業制限

当社は建築物の解体を行っている会社です。来年の3月に中学を卒業する予定の者を来年の4月から本採用することになりました。
今の時期は部活動もなく、受験することもありませんので、仕事を早く覚えてもらうためにも学校が休みである土曜日に研修として、現場に出てもらおうと考えております。
もちろん、研修手当を払いますし、週3時間程度の短時間労働です。
来年の本採用までの間、この様な研修を行うことは問題ありませんか?

満15歳に達した日以後の最初の3月31日を終了する日(つまり、通常であれば義務教育を終える年度を終了する日)まで、児童を使用することはできません。
但し、非工業的事業に係る職業で「児童の健康及び福祉に有害でなく」、かつ、「その労働が軽易なもの」については、修学時間を通算して1日につき7時間、1週につき40時間以内であれば労働基準監督署長の許可を受けて使用することができます。
貴社の事業はこの許可を受けることができる職業には当てはまりませんので、満15歳に達した日以後の最初の4月1日を迎えた日以降でないと未成年者を使用することはできません。

児童が就業することを禁じているのは次の業種です。
「製造・加工業」・・・物の製造、改造、加工、修理、洗浄、選別、包装、装飾、仕上 げ、販売のためにする仕立て、破壊若しくは解体又は材料の変 造の事業(電気、ガス又は各種動力の発生、変更若しくは伝導 の事業及び水道の事業を含む。)
「鉱業」・・・鉱業、石切り業その他土石又は鉱物採取の事業
「土木・建設業」・・・土木、建築その他工作物の建設、改造、保存、修理、変更、破 壊、解体又はその準備の事業
「交通業」・・・道路、鉄道、軌道、索道、船舶又は航空機による旅客又は貨物 の運送の事業
「貨物取扱業」・・・ドック、船舶、岸壁、波止場、停車場又は倉庫における貨物の 取扱いの事業