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Q&A:任意継続被保険者or国民健康保険

このたび退職する従業員から退職後は任意継続がいいのか、国民健康保険がいいのかの質問をうけました。最終の給与は100万円でした。どちらの選択がよろしいでしょうか。

任意継続は健康保険の資格喪失の日の前日まで継続して2ヶ月以上の被保険者期間があり、75歳未満の方で資格喪失の日(退職日の翌日)より20日以内に加入申請をすることで被保険者となることができます。 ※平成20年4月より75歳以上の方は後期高齢者医療制度の被保険者となるため、任意継続被保険者になれませんのでご注意ください。

任意継続被保険者の保険料は、事業主負担がありませんので全額自己負担となります(介護保険料の納付対象になる方は、介護保険料も含めた額となります)。保険料額は、「被保険者資格を喪失した時(退職時)の標準報酬月額」か「前年(1月から3月までの標準報酬月額については、前々年)9月30日時点の全被保険者(組合の場合は組合の全被保険者)の平均標準報酬月額」〔平成24年9月30日時点における協会けんぽの平均標準報酬月額は280千円〕のどちらか少ない額に、保険料率を掛けて算出されます。
今回のケースのように退職時の標準報酬月額が高い場合は、退職時の標準報酬月額か全被保険者の平均標準報酬月額(280千円)の低い方を選択するため、任意継続の保険料が安くなる可能性が高くなります。また、国民健康保険料は市区町村により保険料額が異なりますが、大抵の場合は前年度の所得が基準となり決定されます。
任意継続と国保の選択で迷われて場合は、まずは加入している協会けんぽまたは健康保険組合に保険料を確認し、次に居住している市区町村の国民健康保険課に連絡をして保険料を確認してください。国民健康保険料は会社都合で退職した場合には保険料が免除となる制度が設けられている場合もあります。
なお、取得手続後の保険料の納付期限は毎月10日となっております。10日までに納入がない場合は喪失となります。